同好会合同茨城旅行(4月16~17日)報告

同好会合同「茨城旅行」盛会に終了(4月17~18日)

陽春の光が眩しい早朝、参加者19名と大量の酒・つまみを積み込んだ貸切りバスは定刻通り国分寺駅南口を出発しました。
今回は「歴史と名勝と花を巡る旅」と称して、茨城県(常陸国)の水戸徳川家の文化と歴史に触れるとともに、山里と海を要した景勝地と美食を堪能する旅です。
所沢IC.から圏央道・常盤道を快調に飛ばし那珂ICを出る頃には、今宵の宴を待てずに、酒の香りと赤ら顔が溢れる宴会場となっておりました。
最初の訪問地「西山荘」は、水戸黄門で知られる水戸藩二代目藩主・徳川光圀公が藩主を退いた晩年に『大日本史』の編さんの監修した隠居所であり、遅咲きの桜と桃が咲き誇り厳かな雰囲気が漂う庭園内を散策し歴史の重みに感じ入りました。
里山の桜と山桜が見事な桜街道を北上して太子町にある築後200年の近郷民家を移築した蕎麦処名店「昔屋」で、しゃも地鶏そばと美酒を満喫し、満腹になったお腹をダブつかせながら「袋田の滝」に向かいました。
「袋田の滝」は日本三大名瀑の一つであり、ガイドの案内とともに高さ120m、幅73mの滝が大岩壁を落下する迫力に目を見張りました。
西10kmにある旧上岡小学校では、昭和初期に建造されNHK朝ドラ「花とアン」が撮影された木造校舎を背景に、天にも届く枝ぶりの満開の桜と昭和の残り香がある教室内を見学し、一同メルヘン気分に浸りました。
17時に日立市にある国民宿舎人気度全国一番の国民宿舎「鵜の岬」に到着。これから始まる大宴会に備えて、太平洋が一望できる展望温泉で昼酒の酔を癒した後、湯上りのサッパリ顔のゆかた姿でお座敷に一同が集合。清水会長の開宴挨拶、参加者最長老の千原さん(S27年政経卒)の乾杯で宴会が始まりました。女性5名を交えた宴席はにぎにぎしく華やかで酒量も増える一方です。眞宅さんの小話、野部さんの落語を楽しみ、染谷・清水・千原・吉田さんのカラオケの美声に聞きほれました。圧巻は寸劇「黄門様漫遊記」で。雪駄足袋姿でバッチリ衣装を決めた黄門様(小林さん)、セルロイドのカツラと刀をつけた助さん(松村さん)、格さん(下山さん)の珍妙なやりとりと黄門ドラマ定番の「下がれい!下がれい!このご印籠の紋様が目に入らぬか頭が高い!」の決めセリフに爆笑の渦が広がり、野部さんの中締め挨拶でお開きとなりました。
その後、カラオケ組はボックスに繰り出し持参の酒でさらに酔いしれ、残り組みは、部屋酒とあれこれ談義を楽しみました。早朝には、朝寝坊できないおなじみの面々が、大浴場に昨夜の騒ぎを癒すように目を閉じて浸っておりました。

翌朝、歴史の景勝地・水戸偕楽園に向けて出発しました。当園は金沢兼六園、岡山後楽園とならぶ「日本三名園」のひとつで、天保13年(1842年)に水戸藩九代藩主徳川斉昭によって造園され,領内の民と偕(とも)に楽しむ場にしたいと願い「偕楽園」と名付けた庭園です。梅の残り香が感じられる園内を巡り、好文亭3階から千波湖を望む絶景を満喫しました。
日立海浜公園での昼食後、満開のチューリップ畑と薄紫が見渡す限り広がるネモフィラの岡を散策、童心気分でトロッコ列車で園内を周回しました。
那珂湊おさかなセンターで、新鮮・格安の魚貝類のお土産を購入し、大洗ICから常磐道・外環道を経て18時半過ぎに無事、国分寺駅前に到着しました。

(旅行幹事:清水、野部、山田、日置、中山(記)

参加者:青木夫人、浅野、大橋、小田切夫人、小林、清水、下山、眞宅、陶久、染谷(三田会)、千原、中村、中山、中山夫人、野部、日置、増本、松村、吉田夫人 計19名(敬称略)

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2019年4月18日 | カテゴリー : 合同行事 | 投稿者 : 国分寺稲門会管理者4