第八回『国分寺寄席』 実行委員長後記

第八回『国分寺寄席』 実行委員長後記

打ち続く台風の影響をうけて朝から蒸し暑さを感じながら会場に向った。
 早々と大橋幹事長を始め、三々五々役員が集合し11時には勢揃い。最後の各自の役目分担を確認、準備完了。12時に到るや、早や一番客が到来して並び始める。会場の外は実に暑そうであったので、客誘導係の判断で急遽12時半に開場。お客様をロビーに誘導して早めに受付開始とした。
 定刻の前、影アナ担当の遁所真美会員が場内注意事項を説明。定刻になるや大橋幹事長の流暢な司会、清水元国分寺稲門会会長が挨拶、次いで北原輝久(会員)国分寺市社会福祉協議会会長が挨拶。前座の前座で実行委員長:眞宅康博の川柳漫談。
 いよいよお待ちかねの落語の世界が始まる。

 前座小駒が『子ほめ』を一席。小駒は国分寺寄席は昨年に続いてのお目見え。11月には二つ目に昇進しようかというところ。
 二番手は二つ目3年を迎えた馬久が『道具屋』。去年に比して可成り腕の上がり具合に感心。
 さて真打の登場、馬治師匠『代書屋』馬玉師匠の『義太夫語り』。この二人の為にと始った「国分寺寄席」、恩返しとばかりに渾身の口演で大いに笑わせていた、18年前に入門して以来精進の甲斐あって二人揃っていい噺家になったものだ。
「お仲入り」
 太神楽の翁家小花さんの登場。華奢な少女かと思うよな少々危なげな風情。だが演技に入ると言葉も流暢に技を披露、難しい所を見事にこなすと会場は「おぉー」と湧いていた。
 最後の取りで馬生師匠のお出ましとなり『木挽町!』『たっぷり‼!』の大向こうからの掛け声に師匠にこやかに嬉しそうな表情。演題は『抜けすずめ』本当にたっぷりと聞かせる名人芸、会場全体が聞き入っている良い雰囲気であった。
 次いで茶番劇、かっぽれ、恒例の大喜利で客席が笑いの渦。
 閉会にあたって野部明敬副会長による「健康長寿小噺」が受けていた。最後にお客のお手を拝借、三本締めで閉幕となった。
8回連続の満員御礼! 21名の役員一致団結の成果に感謝!!

   眞宅康博(記)

当日の写真集 (撮影:松浦英明(国分寺稲門会)) 写真をクリックすると拡大します。


 

2018年9月2日 | カテゴリー : 国分寺寄席 | 投稿者 : 国分寺稲門会管理者4