第27回稲穂祭、盛会に開催。

国分寺稲門会「第27回稲穂祭」報告

 第27回稲穂祭は、2019年12月1日(日)16時50分から20時15分まで、国分寺市本多の中国料理「龍栄」で74名の出席の下、開催された。
大橋忠弘国分寺稲門会幹事長の総合司会により清水元国分寺稲門会会長の「会長挨拶」で式典が開会。続いて「来賓ご挨拶」。奥村佳郎様(早稲田実業学校事業部長)から2001年に早実が国分寺市に移転して以来の経過、井澤邦夫様(国分寺市長)から市の人口が住宅建設で12万7千人に急増したことがそれぞれ挨拶で指摘された。

 第二部はショータイム。今年は「クラシック・コンサート」。伊藤茉帆(ピアノ)、金子眞理繪(ヴァイオリン)及び吉岡茉美(ソプラノ)の20代前半の音大院生・女性トリオによる演奏。予定時間の30分をオーバーする熱演で、美しく格調高い音色がボーリングのレーンを床材としている店内に響き渡った。

 続いて、国分寺稲門会北原輝久の熱の入った「乾杯」により、第三部の懇親会に突入。井上徹様(国分寺三田会幹事長)の祝辞に続き、初参加の会員の自己紹介。本年学部卒業の会員からも力強い言葉があった。また遅れて到着の村上公一様(早稲田実業学校長)よりご挨拶。その後、恒例の中山斌雄による「バザーオークション」では4万6千円の売上げ、中村俊雄リードの「ビンゴゲーム」では出目の表示毎に息を弾ませ、一喜一憂。ビンゴ完成者は景品をゲット。当会の伝統で、外れた人全員に景品が配られた。

 第四部フィナーレは、紺野広芸リードの「紺碧の空」と井上徹国分寺三田会幹事長リードの「若き血」による「早慶応援歌合戦」、木村徳リードで「校歌斉唱」とエール、日置憲二郎の「閉会挨拶」。最後に女性演奏トリオも含めて全員で記念撮影をして閉会となった。大変満足度の高い稲穂祭であった。

(山岸信雄 記)

出席者 [来賓] 村上公一早稲田実業学校校長、奥村佳郎事業部長、井澤邦夫国分寺市長、井上徹国分寺三田会幹事長、高橋伸一副幹事長、大野正道府中校友会会長、鈴木幸雄国立稲門会副会長、小野沢純一幹事長、佐竹茂市郎立川稲門会常任幹事、

[会員・家族] 清水元、野部明敬、眞宅康博、日置憲二郎、中山斌雄、赤池秀夫、浅野道博、江連孝雄、木村徳、舘 外博、中島 巌、中村俊雄、増本千明、丸山哲平、松村英明、百瀬道子、山岸信雄、山田孝、山崎重義、吉松峰夫、青木壯司夫妻、浅谷佳秀、浅野剛、飯塚正、石田康博、石田雅子、岩崎明、内田博司、大倉萌、大橋忠弘夫妻、小田切晏彦、小田切三千代、川北智司、河原紳雄、北原輝久、木俵 康之、久保田一輝、黒川清知夫妻、酒本大介、紺野広芸、島崎幸男、下村良介、下山登、陶久清、谷口和典、千原一延、常見太郎、林紀久子、原俊男、広瀬明夫、藤野博之夫妻、松友了、宮坂尚利夫妻、矢地宏一、山口慶一、横川純子、米本薫、

[演奏者] 伊藤茉帆、金子眞理繪、吉岡茉美(プロフィール紹介は下記)

当日の写真集(写真をクリックすると拡大します)

*演奏者プロフィール

吉岡 茉美  (ソプラノ)

桐朋学園大学声楽科卒業。同大学 声楽コンサート、卒業演奏会出演。
現在 桐朋学園大学大学院音楽研究科2年在学中。
第23回、25回神奈川県高文連ソロ・コンテスト器楽・管弦楽専門部会長賞、教育長賞、第13回高校生のための歌曲コンクール奨励賞、多摩フレッシュコンサート2019優秀賞、受賞。
ルネ・コロ、イルディコ・ライモンディ、アンドレア・ロスト、チャールズ・スペンサー、白井光子・ハルトムート・ヘル、エリザベス・ノルベルグ=シュルツ 各氏のマスタークラス受講。大橋ゆり氏に師事。

金子 眞理繪 (ヴァイオリン)

東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、同大学を経て東京音楽大学大学院(科目等履修生)を卒業。現在、フリーランス奏者として国内のプロオーケストラなどで活動している。
3歳からヴァイオリンを始め、渡辺亜美、安部慶子、E・オクーン、齋藤真知亜、漆原朝子、篠崎史紀各氏に師事。
第8回岐阜国際音楽祭コンクール弦楽器部門大学生の部第1位及びグランプリを受賞。また、2016年よりジュニア・フィルハーモニック・オーケストラにてコンサートミストレスを務めた。

伊東 茉帆  (ピアノ)

武蔵野音楽大学音楽学部器楽学科ピアノ専攻を卒業。現在、同大学院音楽研究科修士課程ピアノコラボレイティヴアーツコース2年次に在学中。
平成28、30年度福井直秋記念奨学金給費生。
第10回ミュージックアカデミーinみやざき、第39回霧島国際音楽祭マスタークラスを修了。
第7回横須賀ピアノ音楽祭「スカぴあ」オーディション・シニア部門合格。第2回K室内楽コンクールK室内楽賞。
合唱団「バッハコア・横浜」ピアニスト。掬水亭レストラン天外天ピアニスト。
ソロのみならず、室内楽、合唱、リサイタルでの伴奏などアンサンブルピアニストとしても積極的に演奏活動を行っている。


 

2019年11月3日 | カテゴリー : 稲穂際 | 投稿者 : 国分寺稲門会管理者4