ハイキング愛好会「玉川上水を巡る」

ハイキング愛好会:玉川上水を巡るⅠ 羽村堰-拝島(2021年11月27日)

新型コロナウィルス感染症拡大による中止期間を経て、2年ぶりの開催となりました。

コース概要
羽村駅(集合)-五の神社・まいまいずの井戸-禅林寺・中里介山墓所-羽村堰-羽村市郷土博物館-福生かに坂公園(昼食)-嘉泉田村酒造場-多摩川中央公園-熊川神社-水喰らい土公園-拝島駅(解散)

報告
今回は玉川上水を巡るハイキング1回目として、羽村堰から拝島に至る約10kmのハイキングです。14名の参加を得、好天の下、紅葉した木々を楽しみながら少し長めの道を歩きました。
まいまいずの井戸は鎌倉時代の遺構と考えられ、地面をすり鉢状に大きく掘りくぼめ、その底の部分から垂直に井戸を掘っています。井戸枠までは斜面を廻るように道が設けられ、あたかもかたつむりのうずまきのように見えます。
禅林寺では中里介山の墓所を訪ねました。
羽村堰で玉川兄弟の像をバックにおきまりのショット。
多摩川を渡り羽村市郷土博物館で、玉川上水掘削の歴史・多摩開発に果たされた役割・江戸市中への給水の仕組み・実物大の堰の模型を見学。
福生かに坂公園まで紅葉の中を歩き、公園で弁当。
昼食後訪ねた嘉泉田村酒造場では、校友である社長田村半十郎氏自らのご案内を頂き、上皇陛下ご夫妻行啓の折の行在所・精米のための水車小屋・嘉泉の名の基となった井戸・ケヤキの巨木・玉川上水からの取水機構など有形文化財に指定された貴重な文化財を見学しました。
多摩川中央公園を経て熊川神社へ詣り、最後に水喰らい土公園へ。ここでは玉川上水掘削の遺構を見る事が出来、工事に携わった人々の苦心が忍ばれました。
冬が近づいたため、ゴールの拝島駅に到着する頃には風も冷たく感じられましたが、全員無事に到着しました。
(幹事 中島 巖 山岸信雄)

(写真はルート順です。クリックすると拡大します。)