ハイキング愛好会<多摩川~府中郷土の森>(2018年5月29日(火))

 コース選定にはいつも悩まされています。
かつてのように高尾山や奥多摩の山々等の低山歩きが良いのか、あるいは膝に負担の少ない平地歩きが良いのか、という問題です。
自身が長時間歩くことに不安を抱えているため、健脚向きには申し訳なく思っていますが、今回もまた前2回(小平グリーンロード、立川市の根川緑道)に続いてアップダウンの少ないコースを選びました。

 5月29日(火)9時30分に京王線中河原駅に集合、今日のコースは多摩川堤~府中郷土の森~大國魂神社全長6kmです。参加者は男性8名、女性4名の12名で、男女ともメンバーは固定してきています。

 鎌倉街道を南に向かって関戸橋北まで歩き、橋の袂から多摩川の河川敷に降りて、夏草が生い茂る中を一列縦隊で進みます。
途中、桑の木を見つけると、熟れた実を口に含み、甘い味と共に子供のころを思い出すシーンや雉(きじ)が草むらから突然現れ、我々一行を先導する一幕がありました。
天気は曇りで少し蒸し暑く、多摩川を渡る風が期待ほどではなかったため汗がにじみ出ています。水分補給をこまめにしながら、歩き始めて1時間、ようやく郷土の森公園近くのベンチに到着、暫しの休憩となりました。

 

 府中郷土の森の梅林では実の収穫は既に終わり、現在はあじさい祭りを開催中でした。まだ始まったばかりで色づきはこれからといったところです。
園内には博物館、プラネタリウム、歴史的建造物のほか幼児向けの芝生広場や水遊びの池があり、大人から子供まで楽しめます。
銘々ここで過ごした後、12時過ぎにゴールを目指して再出発、綜合卸売センター、サントリービール工場を横目に一路大國魂神社へ向かいます。

 武蔵の国の一宮、大國魂神社は子供の頃から慣れ親しんできた神社です。
くらやみ祭り、近所の兄ちゃん達に連れられて行った参道のサーカス小屋、ラムネで喉を潤しながら食べた綿あめ、国分寺では味わえない別次元の世界でした。そのほか、すももまつり、栗祭り、色々な年中行事がありました。今でもあるのでしょうか。
 
 さて、今日の締めは神社に近接するイタリア料理店です。飲食と歓談で楽しいひと時を過ごした後、午後2時過ぎに散会しました。

(記・山田)