町歩きの会「小金井散策」

町歩きの会「小金井散策」

国分寺稲門会の同好会活動は、新型コロナウイルス蔓延により、昨年の3月から中止に追い込まれていましたが、感染者数も大幅に減少し、規制も徐々に緩和されました結果、今回、町歩きの会の活動再開の運びとなりました。
再開後は先ず、近場から実施することにし、今回、お隣の町、小金井を廻りました。
開催日の11月6日(土)は、24名の参加者の皆様の日ごろの善行のお陰で絶好の秋晴れに恵まれました。会員のご家族4人の御夫人も参加され、稲門会活動の輪がご家族にまで拡がっているのは嬉しいかぎりです。

見学は本町2丁目の庚申塔、武蔵野の新田開発の大恩人川崎平右衛門の供養塔江戸東京たてもの園等を午前中終えました。
昼食はそば処「田吾作」で和気藹々のなか、久しぶりに会員の皆様と大人数で食事をし、ビールも楽しみました。
午後は、下村湖人ゆかりの浴恩館、国分寺崖線下のはけの森美術の森緑地の湧水、大岡昇平が『武蔵野夫人』を執筆時に寄寓していた富永家、そこにつながる昼も薄暗いムジナ坂小金井神社金蔵院等を訪れ、最後に武蔵小金井駅近くの黄金の水(六地蔵)で喉をうるおし、無事武蔵小金井駅に戻って来ました。

小金井の歴史を浴恩館の中の文化財センター見学を通して知る機会にも得ました。また、国分寺崖線の構造、湧水の類型も確認できました。10km弱歩き、多少疲れましたが久しぶりの町歩きを無事終えることができました。参加者の皆様、大変お疲れ様でした!

(中村俊雄記)