PJ同好会活動報告

PJ同好会活動報告

POPS・JAZZ他歌謡曲など懐かしの音楽を楽しむPJ同好会、今回はPiano Jazzを楽しみ

ました

開催日:2023年10月30日(月) 14:00~17:00

開催場所:光公民館

参加者:講師 扇田国立稲門会会長、下山、眞宅、日置、中山他

機材:Bluetooth Speaker by iphone

 

近隣稲門会では屈指のJazz愛好家である国立稲門会 扇田正俊会長(1968卒理工)をお招き

して、Piano Jazz、さらに絞ってPiano Torioについてお話を伺いました。扇田さんは、高校生の時に、渡米から帰国した日本の代表的女性ジャズピアニスト、秋吉敏子の

Long Yellow Roadを聴いて、人生が変わるような衝撃を受け、稲門時代にはJazz研に没頭

するなど60年以上にわたってJazzを愛好されている方です。

まずはジャズピアノの神様、Art TatumnのLove for Sale、視覚障害者とは思えない絶妙のピアノタッチで口火をきりました。続いて、前述の秋吉敏子Long Yellow Road、秋吉の生まれ故郷、中国の黄河を彷彿させてくれました。扇田さん一押しの鍵盤の皇帝、Oscar PetersonのHymn To Freedom(自由への賛歌)は、ミサ曲のような荘厳さに心を打たれました。モダンジャズの先駆者、Bill Evansは、白人ならではの抒情的で美しく悲しい旋律

ですが、没年(1980)のBill’s Hit Tuneの演奏は、別人のような激しいタッチで、目前の死を悟ったような迫力を感じました。

定番のDave BrubecckのTake Five、Bobby TimmonsのMoanin’、Duke Jordanの危険な

関係のブルースで盛り上り、圧巻は、日本の曲のJazz版であるKenny Barronのりんご

追分、European Jazz Torioのいい日旅立ち、八代亜紀のSing Jazzで、充実したジャズ

タイムを堪能しました。次回はpiano続編か管楽器・トランペットを取り上げます。                   (中山斌雄記)

その他の曲:

  • ハードバップ:Bud Powell/Cleopatra’s Dream
  • クール派:Herbie Hancock/Speak Like a  Child
  • 名曲・人気曲:Mal Waldron/Catwalk